2010年02月02日
【雑記】梅はまだか
毎月季節の写真を選ぶようにしている、WebShopとこのブログのトップページの画像。
1年のうちでももっともイメージに悩むのが、2月。
というのも、私の感覚の中で一番、日本の南北の長さを感じる月が2月だから。
例年、1月の下旬には沖縄から早咲きの桜の便りが届き、関東圏でも梅の開花が話題になる。
2月に入れば節分があり立春が来て、関東以南では春一番も吹きすぎて行く。
かたや雪国と呼ばれる地域では2月はまだまだ冬真っ盛り。
雪降りは少し落ち着くものの、その分晴れて空気は冴え渡り、放射冷却現象によって気温はぐんと下がる。
冬至の頃に北半球から最も遠ざかった太陽の熱が地球に届くのがこの時期だ、と説明されるとますます納得してしまう。
そしてその気候は雪と氷のお祭りにぴったりでもあり、2月は各地の冬まつりのピークシーズンでもある。
そんな、南と北で大きく季節感の異なる2月。
今回は春のイメージを優先して、梅の花を選んでみた。
この、梅という花がまた、何年経っても私の中の季節感覚とマッチしない花である。

↑トップの元画像。
1年のうちでももっともイメージに悩むのが、2月。
というのも、私の感覚の中で一番、日本の南北の長さを感じる月が2月だから。
例年、1月の下旬には沖縄から早咲きの桜の便りが届き、関東圏でも梅の開花が話題になる。
2月に入れば節分があり立春が来て、関東以南では春一番も吹きすぎて行く。
かたや雪国と呼ばれる地域では2月はまだまだ冬真っ盛り。
雪降りは少し落ち着くものの、その分晴れて空気は冴え渡り、放射冷却現象によって気温はぐんと下がる。
冬至の頃に北半球から最も遠ざかった太陽の熱が地球に届くのがこの時期だ、と説明されるとますます納得してしまう。
そしてその気候は雪と氷のお祭りにぴったりでもあり、2月は各地の冬まつりのピークシーズンでもある。
そんな、南と北で大きく季節感の異なる2月。
今回は春のイメージを優先して、梅の花を選んでみた。
この、梅という花がまた、何年経っても私の中の季節感覚とマッチしない花である。

↑トップの元画像。
関東圏育ちの私にとって梅の花は、まだ寒い時期ながらどこかで春の音を感じる、そんな頃に咲く花。
色のない木々の枝にほんのり色付くピンクのつぼみ。
それを発見すると春への期待がふくらみ、やがて三寒四温を繰り返しながら桜の開花予想へとバトンが渡る。
ところがその感覚は北海道においては全く通用しない。
札幌の桜の開花は毎年だいたい5月の連休あたりになる。
では梅はその少し前、4月の中旬くらいかと思いたくなるのだが、それは大間違い。
雪解けから4月いっぱいの気温にもよるが、良くて桜と一緒、ともすれば桜が散った後に梅が咲くことも珍しくない。
この「桜より梅の方が後になる」ことがどうしても感覚的に理解できず、始めの何年かは毎年何回もムダ足を踏んでいた。
「そろそろつぼみがつき始めたかな、様子を見に行こう」と出かけたら、除雪すらされていない駐車場は深い雪に埋もれて入ることもできない。
「北海道の桜の開花予想も出揃ったし、もう咲き始めているのでは?」と出かけたら、固いつぼみがぽつぽつと見られる程度。
そんなことを何度繰り返しただろうか(事前に調べなさいよ)。
ここ数年は感覚も追いついてきたし、個人ブログやタウンガイド系のサイトでリアルタイムな開花情報も検索できるようになったので、良いタイミングで行けるようになった。

北海道内の有名な梅の名所である、「平岡公園(札幌市清田区)」は約6.5haの敷地に紅白合わせて1200本の梅の木が植えられている。
お椀型のくぼ地一面に梅が咲く様子は、上から見下ろすとまさに梅の谷。
見頃には人でいっぱいになるが、早朝を狙えば人のいない風景も撮れる。
2007年からは夜間のライトアップもあって、昼間とはまた違った顔を見ることもできる。
今回のトップ画像も、この平岡公園で撮ったもの。
昨シーズンの平岡公園の梅は、暖冬だった影響もあってか少し早めで、ゴールデンウィーク後半には桜とともに白梅がほぼ満開になっていた。
今年はどうだろう。

今年の梅に会えるまで、まだあと3ヶ月。
色のない木々の枝にほんのり色付くピンクのつぼみ。
それを発見すると春への期待がふくらみ、やがて三寒四温を繰り返しながら桜の開花予想へとバトンが渡る。
ところがその感覚は北海道においては全く通用しない。
札幌の桜の開花は毎年だいたい5月の連休あたりになる。
では梅はその少し前、4月の中旬くらいかと思いたくなるのだが、それは大間違い。
雪解けから4月いっぱいの気温にもよるが、良くて桜と一緒、ともすれば桜が散った後に梅が咲くことも珍しくない。
この「桜より梅の方が後になる」ことがどうしても感覚的に理解できず、始めの何年かは毎年何回もムダ足を踏んでいた。
「そろそろつぼみがつき始めたかな、様子を見に行こう」と出かけたら、除雪すらされていない駐車場は深い雪に埋もれて入ることもできない。
「北海道の桜の開花予想も出揃ったし、もう咲き始めているのでは?」と出かけたら、固いつぼみがぽつぽつと見られる程度。
そんなことを何度繰り返しただろうか(事前に調べなさいよ)。
ここ数年は感覚も追いついてきたし、個人ブログやタウンガイド系のサイトでリアルタイムな開花情報も検索できるようになったので、良いタイミングで行けるようになった。

北海道内の有名な梅の名所である、「平岡公園(札幌市清田区)」は約6.5haの敷地に紅白合わせて1200本の梅の木が植えられている。
お椀型のくぼ地一面に梅が咲く様子は、上から見下ろすとまさに梅の谷。
見頃には人でいっぱいになるが、早朝を狙えば人のいない風景も撮れる。
2007年からは夜間のライトアップもあって、昼間とはまた違った顔を見ることもできる。
今回のトップ画像も、この平岡公園で撮ったもの。
昨シーズンの平岡公園の梅は、暖冬だった影響もあってか少し早めで、ゴールデンウィーク後半には桜とともに白梅がほぼ満開になっていた。
今年はどうだろう。

今年の梅に会えるまで、まだあと3ヶ月。
| 日々雑感(はるか) | 18:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑