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海蒼 絵葉書館*Photo Log

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【すなっく・スナップ】ペア・カラー

一眼レフカメラを使うようになってから、ほのかも私もRAW(ロー、と発音します)とJPEGの両方で撮るようになりました。
RAWで撮った場合、それは生データなので、現像作業をする必要があります。

フィルムカメラの場合でも、撮ったフィルムを写真屋さんに持って行って、現像とプリントをしてもらっていますよね。
(フィルムの場合、「1. 発色現像、2. 漂白、3. 水洗、4. 定着、5. 水洗、6. 安定、7. 乾燥の順に処理される」を経て初めて、プリントと一緒に渡されるネガフィルムの形になるそうです。wikiより)

専門的な話はそのくらいにして。

で、デジタルになってからはこの現像作業が自分でできるようになったため、写真好きさんのコミュニティなどに行くとよく「どこまでが現像で、どこからがレタッチ(加工)なのか」ということが議論になります。
私の個人的な意見としては、

「そんなの作者の自由じゃーん」。

写真、と書くから議論になるんですよ。
真実を写すもの、と思うから、少し「手を加えた」だけで「真実じゃない=写真じゃない」と思ってしまうんじゃないかしら。
だけど写真の英訳「photograph」の語源は、「photos(光)」「graph(絵)」、つまり光と影で描いた絵。
であれば、最初に撮るのは機械であるカメラでも、どんな「絵」に仕上げるかは作者のセンスだよね、と思うわけです。

ペア・カラー

もちろん、いくら加工ソフトや技術が良かったとしても、肝心な基になる写真の出来がボロボロだったらお手上げです。
その瞬間のできごとや空気は、その場でしか撮れません。

だから、被写体に向き合うときは油断せず、いつも「この瞬間を逃さない!」という気持ちでシャッターを押すのは、アナログカメラと同じなのです。

……結局は失敗して後でガッカリ、それも毎度のことですが……
今日のこの写真も、ステキなご夫婦だなーと思って隠し撮り(笑)したわけですが、ピントがどこにも合っておらずでお蔵入り。
でも雰囲気が好きなので、レタッチ(といっても赤系以外の色の彩度を落として、少し粒状感を加えただけ)で遊んでみました。

|  日々撮りの記録 | 05:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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