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【雑記】命のチカラ

先日のブログ記事で、「節分を過ぎたら前厄~」と書いていたワタクシですが、どこかで1年勘違いしたままカウントしていて、じつは「節分を過ぎたら本厄」だということに気付きました…。
ええ、決して年をサバ読んでいたわけではないのですよ。

ということは、飛び込み営業に苦しんでいたあの年も、前厄ではなく本厄だった、と。
気付かないうちに前厄を通り過ぎていたのは良かったとして、いきなり目の前に本厄が待っているわけですね。
やっぱりお守り、早急に用意をしなくちゃ。

ところで昨日、娘が熱を出したので病院へ行きました。
インフルエンザ大盛況中の時期にあまり病院へは行きたくなかったのですが、もし娘自身がインフルなら早く処置した方がラクになると思ったのです。
(予防接種は12月にしていますが、うつるときはうつりますからねぇ)
娘の保育園ではまだ誰もインフルにはなっていないものの、私の仕事先ではすでに3人がかかって休んでいます。

薬のビン

インフルエンザ、と言えば、私自身はもう20年以上かかったことがないので、正直流行期に入ってもほとんど気にしていませんでした。
「かかっても、熱が高めに出るだけで、要は重めの風邪でしょ?」くらいの軽いイメージでしかなく。

ところが半年ほど前、保育園の夏祭りであるお母さんからこんな話を聞きました。

その方の息子さん(S君、当時1歳9ヶ月)は、自然分娩で平均的な体重で生まれ、発育も順調だったそうです。
それが1歳2ヶ月になった冬に、インフルエンザにかかってしまいました。
最初の病院では、インフルから肺炎になっているかも、と言われ処置をされたのですが、どうも様子がおかしいとなり、救急車で別の総合病院に搬送されました。
その時にはすでに心臓が止まっていたそうです。


搬送先の病院で肺炎ではなく、ウィルスが心臓に入り込んだことによる心停止状態と診断され、必死の蘇生措置が行われました。
お母さんはその時、「死」という言葉が頭を過ぎったと言います。
心停止から復活までじつに90分!
90秒でも、9分でもなく、90分ですよ!!

ようやく心臓が動き出してほっとしたのも束の間、結局90分間心停止していたことで脳に血液が行かず、低酸素脳症となってしまいました。
目も開かず、寝たきり。
このままずっと寝たきりの可能性も、とも言われたそうです。

それでも子供の生命力、そしてお母さんたちの看病のおかげでS君は目を覚ましました。
右半身に麻痺が残ったままでしたがとにかく退院でき、そして次に突き当たったのは保育園の問題でした。
お母さんは(事情はわかりませんが)働かなくてはならなかったので、預け先の保育園を探したものの、認可保育園はことごとく断られたそうです。
認可外でもいくつも断られて、ようやく出会ったのが娘の通う保育園でした。

娘の通う保育園は最大でも在籍園児が20人程度、通常1日に15人くらいと、とても小規模なところです。
先生は常時2人、多い時は3人いて、全ての先生が全ての園児のことをよく知っていてくれる、アットホームな園です。
園長先生は、S君を快く受け入れてくれたそうです。

最初私がS君と出会ったとき、S君は1歳5ヶ月でつかまり立ちをしていました。
それが会うたび会うたびに進歩していて、毎回驚かされるばかりでした。
インフルに倒れてから1年、2歳2ヶ月の今では走り、ボールを蹴り、大きなお友達が乗っている車を押して動かし、麻痺があるはずの右手で物をつかんで身体を支え、自由な左手でおもちゃを自在に操っています。
言葉はさすがにまだほとんどありませんが、とても人懐こくて、私が行くと足をぎゅーっと抱きしめて真っ直ぐな瞳で見上げてくれます(*^_^*)

寝たきりか、半身不随で脳にも障害が残るかも、と言われながらも1年でここまで回復・成長できる子供の力って本当にスゴイ!
私たち夫婦の間ではS君はヒーローです。

それにしてもインフルエンザって、怖いですね。
高齢者と乳幼児は注意、とは言いますが、身近にそんな経験をした人の話を聞いてからはあまり甘く見ちゃいけないんだなと思うようになりました。

点滴を受ける手

ところで昨日38℃近い熱が出て、翌日も高熱続くようならインフルの検査をするので再診して下さい(発熱してから24時間位経たないと、検査をしても正確に出ない)と言われた我が家の娘。
今朝は熱も37℃まで下がり、すっかり元気です。
やっぱりただの風邪だったのかな。
それとも予防接種のおかげで軽く済んだ、ということなのかしら?

|  日々雑感(はるか) | 10:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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