2009年01月28日
【湯】吹上温泉「白銀荘」
北海道らしい広大な台地に、冬は深い積雪、夏は色とりどりの花。
札幌から一般道を使っても片道2~3時間という手軽な距離感と、サイト管理人・穂和の出身地でもあることから、私たちは富良野・美瑛エリアに撮影に行くことも多い。
そして帰る前のひと休憩に決まって訪れるのが、この上富良野町にある「吹上温泉・白銀荘」だ。
大雪山系への登山口にも近い、美瑛町・白金温泉と上富良野町・十勝岳温泉の間にある。
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札幌から一般道を使っても片道2~3時間という手軽な距離感と、サイト管理人・穂和の出身地でもあることから、私たちは富良野・美瑛エリアに撮影に行くことも多い。
そして帰る前のひと休憩に決まって訪れるのが、この上富良野町にある「吹上温泉・白銀荘」だ。
大雪山系への登山口にも近い、美瑛町・白金温泉と上富良野町・十勝岳温泉の間にある。
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昔は登山客向けのただの山小屋だった(By元地元民の管理人、穂和)らしいが、平成9年に立て替えられ、今は来客100万人突破と御礼幕が出るほど一般観光客も訪れるようになっている。
裏手にはキャンプ場があり、白銀荘そのものにも宿泊設備はある。
ただしあくまで山小屋スタイルが基本のため、食事は自炊のみ、ベッドもカプセルホテルかフェリーの二等寝室のような二段ベッドが並んでいるだけの作り。
お風呂はもちろん日帰り入浴OK。
以前は混浴のみだったというお風呂だが、今は男女別。
混浴の名残か、「お楽しみ風呂」というスペースが残されている。
男女両方の脱衣所から入れるようになっていて、大人は水着着用必須、子供は自由。
すべり台まであり、家族で来た場合でも、中では一緒に楽しむことができるようになっている。
お風呂の中にはシャワー台が9台。
サウナ、打たせ湯と内風呂が2つ(ひのき風呂・岩風呂)。
このひのき風呂がまたすごい。
案内看板によれば、樹齢200年以上の古木を利用しているらしいが、これが温泉の効能プラス浴槽の防カビ、美肌に効果があるという。
何がすごいかと言えば。
穂和は喘息持ちである。
北海道に戻ってからは発作を起こしていないが、アルコールはダメ、温泉などの高温多湿な場所での長居もダメ。
ところがこの白銀荘では、岩風呂や露天風呂ではいつものように苦しくなりかかるのに、ひのき風呂だけは全く平気だという。
今までの他の温泉にあるひのき風呂では、そんなことはなかったらしい。
200年間、風雪に耐え続けてきたひのきは何かが違うのだろう。
ただ残念ながら熱めのお湯が苦手な穂和は、すぐにのぼせてやっぱり長居できなかった。
そしてまた露天風呂がいい。
というより、ここのお風呂は間違いなくこの露天風呂がメインだと思う。
女風呂の露天は、山に沿ってそれぞれ5~20人は入れそうな、大小の岩風呂が4つ並んでいる。
どれも天然温泉で、温度が35℃~42℃まで幅広い(外気温によって変化する)。
灯りはランプひとつだけで、聞こえるのはお湯の音と山の木を揺らす風の音。
薄暗い岩風呂は情緒満点。
足元も暗いので、目が悪い人、子供やお年寄りは要注意。
ぬるいからいつまでも浸かっていられる。
冷たい風に頬をなでられつつぼんやりしていると、時間を忘れてしまう。
満月の夜だったらまたいいだろうなぁとか、晴天の日に山の緑を眺めながら入るのもいいだろうなぁとか、雪見風呂でもいいなぁとか。
時間と季節を変えて、何度も訪ねたい温泉だ。
入浴料 大人600円、中・高生400円、小学生200円
日帰り入浴利用時間
朝風呂 6:00~8:00
通常入浴 9:00~21:00(最終入館20:00)
泉質 塩化物・硫酸塩泉。
固形石鹸のみ備え付けがあり、シャンプー・リンス・タオルは販売がある。
水着レンタル・車椅子用リフト、無料休憩室もあり。
■最終訪問日 2008年9月
裏手にはキャンプ場があり、白銀荘そのものにも宿泊設備はある。
ただしあくまで山小屋スタイルが基本のため、食事は自炊のみ、ベッドもカプセルホテルかフェリーの二等寝室のような二段ベッドが並んでいるだけの作り。
お風呂はもちろん日帰り入浴OK。
以前は混浴のみだったというお風呂だが、今は男女別。
混浴の名残か、「お楽しみ風呂」というスペースが残されている。
男女両方の脱衣所から入れるようになっていて、大人は水着着用必須、子供は自由。
すべり台まであり、家族で来た場合でも、中では一緒に楽しむことができるようになっている。
お風呂の中にはシャワー台が9台。
サウナ、打たせ湯と内風呂が2つ(ひのき風呂・岩風呂)。
このひのき風呂がまたすごい。
案内看板によれば、樹齢200年以上の古木を利用しているらしいが、これが温泉の効能プラス浴槽の防カビ、美肌に効果があるという。
何がすごいかと言えば。
穂和は喘息持ちである。
北海道に戻ってからは発作を起こしていないが、アルコールはダメ、温泉などの高温多湿な場所での長居もダメ。
ところがこの白銀荘では、岩風呂や露天風呂ではいつものように苦しくなりかかるのに、ひのき風呂だけは全く平気だという。
今までの他の温泉にあるひのき風呂では、そんなことはなかったらしい。
200年間、風雪に耐え続けてきたひのきは何かが違うのだろう。
ただ残念ながら熱めのお湯が苦手な穂和は、すぐにのぼせてやっぱり長居できなかった。
そしてまた露天風呂がいい。
というより、ここのお風呂は間違いなくこの露天風呂がメインだと思う。
女風呂の露天は、山に沿ってそれぞれ5~20人は入れそうな、大小の岩風呂が4つ並んでいる。
どれも天然温泉で、温度が35℃~42℃まで幅広い(外気温によって変化する)。
灯りはランプひとつだけで、聞こえるのはお湯の音と山の木を揺らす風の音。
薄暗い岩風呂は情緒満点。
足元も暗いので、目が悪い人、子供やお年寄りは要注意。
ぬるいからいつまでも浸かっていられる。
冷たい風に頬をなでられつつぼんやりしていると、時間を忘れてしまう。
満月の夜だったらまたいいだろうなぁとか、晴天の日に山の緑を眺めながら入るのもいいだろうなぁとか、雪見風呂でもいいなぁとか。
時間と季節を変えて、何度も訪ねたい温泉だ。
入浴料 大人600円、中・高生400円、小学生200円
日帰り入浴利用時間
朝風呂 6:00~8:00
通常入浴 9:00~21:00(最終入館20:00)
泉質 塩化物・硫酸塩泉。
固形石鹸のみ備え付けがあり、シャンプー・リンス・タオルは販売がある。
水着レンタル・車椅子用リフト、無料休憩室もあり。
■最終訪問日 2008年9月
| 癒しの湯けむり報告書 | 16:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑