2009年07月03日
【雑記】フェリーの名物
7月のトップ画像は「ウミネコ」。
細長いクチバシの先端の鮮やかな赤色と、黄色い足が特徴の中型のカモメ。
Web Shopのトップに使用した顔のアップだと「目つきが怖い」と言われてしまいそうだけど……。
このウミネコは、道北の離島、焼尻島から北海道本島に向かうフェリーの上で撮影したもの。
元画像はコチラ↓

ここのフェリーに限らず、全国各地のフェリーなどではこのようにカモメたちが船を追いかけてくる光景が良く見られる。
理由はもちろん、船客が与える「餌」だ。
細長いクチバシの先端の鮮やかな赤色と、黄色い足が特徴の中型のカモメ。
Web Shopのトップに使用した顔のアップだと「目つきが怖い」と言われてしまいそうだけど……。
このウミネコは、道北の離島、焼尻島から北海道本島に向かうフェリーの上で撮影したもの。
元画像はコチラ↓

ここのフェリーに限らず、全国各地のフェリーなどではこのようにカモメたちが船を追いかけてくる光景が良く見られる。
理由はもちろん、船客が与える「餌」だ。
フェリーによっては名物として、カモメの餌を売っている路線もある。
その一方で、カモメの餌やりの禁止や自粛を求める路線やフェリー会社も増えている。
賢いカモメたちは芸達者だ。
スナック菓子を手に持って高く掲げてやると、うまく風に乗って近付いてきては器用に餌だけを奪い取っていく。
宙に放り投げてやるとこれまたスイっとやってきて、空中でキャッチする。
それはふれあい動物園のイベントとは違った、自然の中での楽しいふれあいではある。
実際に私自身も、やったことがある。
カモメたちは餌を得ることができ、人は楽しむことができる、「めでたしめでたし」。
……と言いたいところだが、本当はそうではない。
カモメたち鳥類にとって、人間の食べるスナック菓子に含まれる油分や塩分を大量に摂取することは、当然身体には良くない。
人間だって「お菓子の食べすぎは太るもと」なのだから、本来の餌でない鳥たちにとっては病気のもととなってしまう。
それでも毒物とは違いその場で命を落とすわけではないところが、また厄介だ。
とりあえずラクに満腹になれる、ということを覚えてしまえば、そこにはどんどんカモメたちが集まってくる。
そうして繁殖をし、そこを住みかにしていた他の海鳥を減少させる原因にもなってしまう。
最近ではフェリーの中で「エサをあげない優しさ」というキャッチフレーズで、餌やりの自粛を求めるポスターを目にすることも増えてきた。
自然を愉しみに来て、自然のカタチをゆがめるようなことをしたくない。
鳥が好きで自然が好きだからこそ、やめよう。
ポスターを見て以来、私自身がフェリーからカモメに餌をやることはしなくなった。
でもまだ、カモメたちに餌をやる人はいる。
焼尻島のオオセグロカモメやウミネコもそれを良く知っているから、フェリーが港から離れ、25km先の北海道本島にたどり着く直前までずっとフェリーを追いかけて飛んでくる。
手を伸ばせば触れられるくらい船に近い場所を、全く同じ速度で。
そうして私は、手を伸ばす代わりにカメラを向ける。
白目部分が広く黒目が小さいのでちょっぴり人相(鳥相?)が悪く見えるけれど、風に乗ってシャッターを切るタイミングを待ってくれる、なかなか気の利いたモデルだったりもする。
その一方で、カモメの餌やりの禁止や自粛を求める路線やフェリー会社も増えている。
賢いカモメたちは芸達者だ。
スナック菓子を手に持って高く掲げてやると、うまく風に乗って近付いてきては器用に餌だけを奪い取っていく。
宙に放り投げてやるとこれまたスイっとやってきて、空中でキャッチする。
それはふれあい動物園のイベントとは違った、自然の中での楽しいふれあいではある。
実際に私自身も、やったことがある。
カモメたちは餌を得ることができ、人は楽しむことができる、「めでたしめでたし」。
……と言いたいところだが、本当はそうではない。
カモメたち鳥類にとって、人間の食べるスナック菓子に含まれる油分や塩分を大量に摂取することは、当然身体には良くない。
人間だって「お菓子の食べすぎは太るもと」なのだから、本来の餌でない鳥たちにとっては病気のもととなってしまう。
それでも毒物とは違いその場で命を落とすわけではないところが、また厄介だ。
とりあえずラクに満腹になれる、ということを覚えてしまえば、そこにはどんどんカモメたちが集まってくる。
そうして繁殖をし、そこを住みかにしていた他の海鳥を減少させる原因にもなってしまう。
最近ではフェリーの中で「エサをあげない優しさ」というキャッチフレーズで、餌やりの自粛を求めるポスターを目にすることも増えてきた。
自然を愉しみに来て、自然のカタチをゆがめるようなことをしたくない。
鳥が好きで自然が好きだからこそ、やめよう。
ポスターを見て以来、私自身がフェリーからカモメに餌をやることはしなくなった。
でもまだ、カモメたちに餌をやる人はいる。
焼尻島のオオセグロカモメやウミネコもそれを良く知っているから、フェリーが港から離れ、25km先の北海道本島にたどり着く直前までずっとフェリーを追いかけて飛んでくる。
手を伸ばせば触れられるくらい船に近い場所を、全く同じ速度で。
そうして私は、手を伸ばす代わりにカメラを向ける。
白目部分が広く黒目が小さいのでちょっぴり人相(鳥相?)が悪く見えるけれど、風に乗ってシャッターを切るタイミングを待ってくれる、なかなか気の利いたモデルだったりもする。
| 日々雑感(はるか) | 14:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑